簿記3級の勉強スケジュール
最初の3週間で全9章のレッスンを進め、4週目を模試と復習にあてる例を解説します。受験日までの期間に合わせて、2ヶ月に延ばしたり、残りが短いときに組み直したりもできます。
レッスンの進み方の目安は、1日あたり3レッスン前後です。使える時間の数え方は 簿記3級の勉強時間の決め方 を参照してください。試験日の確認は 簿記3級の試験日程 へ進んでください。
4週間の予定表
次の表は、デビクレのレッスン構成に合わせた進め方の一例です。進み具合に合わせて週の区切りは変えて構いません。
| 週 | 進める章(レッスン数) | 練習 | 週の終わりに確かめること |
|---|---|---|---|
| 1週目 | 1章 簿記の全体像(5)/2章 基本的な取引(6)/3章 現金預金(6) 計17 | 仕訳 道場 | 借方・貸方を迷わず書ける |
| 2週目 | 4章 商品売買(11)/5章 固定資産(4)/6章 費用(3) 計18 | 仕訳 道場 | 第1問形式の仕訳が一通り解ける |
| 3週目 | 7章 その他の論点(5)/8章 決算(11)/9章 補助簿と伝票(2) 計18 | 主要簿 道場・補助簿 道場・精算表/財務諸表 道場 | 決算整理から精算表まで流れを説明できる |
| 4週目 | 総仕上げ | 模試(解く日と復習する日を分ける)→ 弱点の道場 → 同じ模試をもう一度 | 時間内に通しで解ける |
章のレッスンは 簿記3級コース から進められます。出題の枠は 簿記3級の出題範囲と問題構成 で確認できます。
1週目:簿記の流れと現金預金をつかむ
1章で仕訳の書き方と簿記一巡をつかみ、2章で会社の基本取引、3章で現金預金を進めます。週の合計は17レッスンです。
途中で仕訳が止まっても、その日のうちに全部やり直す必要はありません。翌日の道場で同じ形をもう一度書くと、借方・貸方の向きが残りやすくなります。小切手の扱いなど、受験する年度で範囲が変わる論点は 簿記3級の範囲改定 もあわせて見てください。
2週目:商品売買と固定資産の仕訳を進める
4章の商品売買がボリュームの中心です。掛け・手付金・諸経費・貸倒れまで進めたら、5章の固定資産と6章の費用へ移ります。週の合計は18レッスンです。
この週の終わりには、第1問形式の仕訳が一通り解ける状態を目指します。迷った勘定科目は 簿記3級の勘定科目一覧 で確認しながら進めてください。
3週目:決算までレッスンを終える
7章のその他の論点のあと、8章の決算と9章の補助簿・伝票でレッスンを終え切る週です。週の合計は18レッスンです。
決算は整理仕訳から精算表・財務諸表までつながります。主要簿・補助簿・精算表の道場を、章の進みに合わせて挟むと、流れを自分の言葉で説明しやすくなります。
4週目:模試を解き、間違えた論点を練習する
レッスンを一通り終えたら、通しの模試に入ります。デビクレの3級模試は現時点で1本です。解く日と復習する日を分け、間違えた論点を道場で練習したあと、同じ模試をもう一度解いてください。
点数そのものより、時間切れになった箇所と、仕訳・決算のどこで止まったかをメモしておくと、復習の優先順位が決まりやすいです。模試は 模試一覧 から選べます。試験当日の持ち物は 簿記3級の試験当日 を参照してください。
受験日に合わせて組み直す
上の4週間は一例です。受験日までの残り週数と、1日に進められるレッスン数に合わせて日付を入れるときは、下の学習ロードマップを使ってください。未選択のときは、章の順番と各章のレッスン数だけを確認できます。
2ヶ月で進める場合
各週の内容を2週に分け、1日の量を半分くらいに落とします。8週目を模試と復習にあてると、4週間版と同じ範囲をゆとりをもって回せます。平日に使える時間が短い人向けです。
受験日まで2週間ほどの場合
範囲は削らず、1〜3週目に置いた章を最初の10日前後に詰め、残りを模試と復習にあてます。進みが遅れても、その週に残った章から再開し、模試の復習で弱点だけを繰り返してください。
章ごとの記事と練習
レッスンとあわせて読める記事・論点ページと、練習の場所です。記事がまだない論点は、コースの章ページからレッスンで進めてください。
| 章 | この章でできるようになること | 記事・ガイド | 練習 |
|---|---|---|---|
| 1 簿記の全体像 | 仕訳の5要素と簿記一巡を説明できる | 勘定科目一覧、出題範囲 | 仕訳 道場 |
| 2 基本的な取引 | 設立・借入れ・固定資産取得の仕訳を書ける | 勘定科目一覧 | 仕訳 道場 |
| 3 現金預金 | 現金の範囲と現金過不足・当座借越を処理できる | 現金の範囲、現金過不足、論点:現金過不足、当座借越、論点:当座借越、範囲改定 | 仕訳 道場 |
| 4 商品売買 | 掛け・手付金・諸経費・貸倒れを仕訳できる | 手付金、論点:前受金、諸経費、貸倒れ、貸倒債権の回収 | 仕訳 道場、補助簿 道場 |
| 5 固定資産 | 取得原価と資本的支出を区別できる | 資本的支出、敷金と仲介手数料 | 仕訳 道場 |
| 6 費用 | 給料と預り金・法定福利費を処理できる | 給料、預り金と法定福利費 | 仕訳 道場 |
| 7 その他の論点 | 仮払金・仮受金、訂正仕訳、法人税等を処理できる | 仮払金、仮受金、訂正仕訳、論点:訂正仕訳、法人税等 | 仕訳 道場 |
| 8 決算 | 決算整理から精算表・財務諸表まで作れる | 貯蔵品、費用の見越し、費用の繰り延べ、帳簿の締切り、貸倒れ、定額法、論点:定額法 | 主要簿 道場、精算表/財務諸表 道場 |
| 9 補助簿と伝票 | 補助簿の選択と伝票の起票ができる | 補助簿と伝票(レッスン) | 補助簿 道場 |
| 仕上げ | 時間内に通しで解ける | 試験方法、ネット試験と統一試験、試験当日、試験日程 | 模試一覧 |
予定より遅れた週の立て直し方
予定どおりに進まなくても、翌日に残りの章を全部詰め込む必要はありません。残っている章のうち、模試の復習で間違いが多かった章から再開すれば足ります。
使える時間の見直し方は 簿記3級の勉強時間の決め方 を、不合格のあとの短い再開は 簿記3級に落ちたあとの立て直し方 を参照してください。
あわせて読む
- 簿記3級の勉強時間の決め方 — 週あたりの時間の数え方
- 簿記3級を独学で学ぶには — 教材選びと進め方の原則
- 簿記3級の出題範囲と問題構成 — 問題の枠の見取り図
- 簿記3級の試験日程 — 統一試験・ネット試験の受け方
- 簿記2級の勉強スケジュール — 3級のあとに続ける場合
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